体に良い食品

毎日食べれば癌制圧に卓越した効果のある食品、生活習慣からあなたの身をしっかり守る食品、女性の病気に効果のある食品、 わが子の健康増進に必ず役立つ食品、気になる症状や病気を食べて治す食品、などの「体に良い食品」をご紹介します。


■食べ物で病気を未然に防ぐ

医療費の負担が大きくのしかかってくる現代では、「健康は財産」という言葉がいまさらながら説得力を持つようになりました。 現代の日本の医療体制は、すでに発病した疾病の治療を主眼としており、未病段階、つまりまだ病気を発症していない段階での細かい配慮ができていない という現状があります。未病の段階にある生活者は、約5000万人とも推測されています。 この未病段階の生活者を健康な状態に引き戻すためには、食事を抜きにしては考えられません。 特に最近では、食べ物の及ぼす機能と健康の関連について、食品栄養学の研究者ばかりでなく、医学の分野からも注目が集まっています。

一昔前の食品栄養学といえば、ほとんどがカロリーや五大栄養素に関する研究に限られていました。 しかし、食べ物に含まれる各種の成分と人体における調整機能との関係を、先端技術を駆使して研究する方向が確立され始め、 人体で作ることのできない栄養素の研究ばかりでなく、人体の消化・吸収に関与するホルモンや免疫機能に関するペプチドなど、 すべての食べ物には有用な働きを行う「機能性成分」が含有されることが明らかになってきました。 さらに、食べ物の、癌を含めた生活習慣病に対する生体防衛本能などが次々に証明されるとともに、それぞれの機能性成分が直接生体に効果を発揮する場合もあれば、 ホルモンや酵素を活性化して病気にならない体づくりに関与するなど、作用メカニズムも徐々に解明されてきました。

同時に、古くからの経験の蓄積が掘り起こされ、食べ物の持つ各種効能・効果の確認が行われるようになってきました。 まだまだ未知の成分や確認しきれない効能・効果がありますが、多くの成果が期待されています。 「古くからの経験の蓄積」という意味では、漢方の世界は、こうした病気の予防や治療に食べ物を実にうまく取り入れています。 普段から食を正すことによって病気の芽を摘み取っておく。そんな健康法を『食治』といいます。 その昔、中国では、この「食治」を実践する『食医』は、内科、外科、婦人科などほかの医師よりも高い地位にあったのです。

「食治」には、食養生(病気にならないように健康を維持する方法)、食餌療法(病気の治療をバックアップする方法)、 そして食物療法(食物を用いて病気を治療する方法)などが含まれます。特に食物療法は、食べ物を単独で、あるいは組み合わせて用いることによって、 薬効を引き出すものです。これは、風邪や胃腸病から、慢性胃炎、糖尿病、高血圧、癌などの各種生活習慣病に至るまで、多くの病気に効果があります。 本サイトでは、すぐに実践できる食物療法の処方を示しています。これらは、日本に昔から伝わっている民間療法や、中国の食物療法、 そして最近明らかになった食物に含まれる生体防御・機能調整成分による組み合わせといったものからなっています。 ぜひ試していただきたいものばかりです。 また、用法・用量については、一つの目安として示しました。ですから、数量を厳密に守っていただく必要はありません。 むしろ、実際に応用する人が、その症状や体質に合わせて適宜加減したり、おいしくなるように工夫するほうが、より大きな効果が得られるでしょう。 本サイトが病気にならない体づくり、病気の早期回復に役立てば、誠に幸いです。