体内時計

脳の視床下部には、身体活動や睡眠のリズムをコントロールする体内時計があります。 体内時計は約25時間周期でリズムを刻んでいますが、光を浴びることによって24時間に調整されています。


■「体内時計」とは?

脳の視床下部には、身体活動や睡眠のリズムをコントロールする「体内時計」があります。 体内時計のスイッチを入れるのは、太陽の光です。 光が目に入ると、体内時計が朝だと認識し、身体が活動に適した状態になります。 その14~16時間後、体内時計は体温を下げたり、眠りを誘うホルモンを分泌したりして身体をリラックスした状態にさせて、睡眠の準備を始めます。 するとだんだん眠くなり、1~2時間後に睡眠に入ります。 体内時計は約25時間周期でリズムを刻んでいますが、光を浴びることによって24時間に調整されています。 そのため、遅くまで寝ていると光を浴びる時間が遅れ、眠くなる時刻も遅くなるのです。