植物酵素

植物酵素』は、50種類以上の野菜や果実類・根菜類・穀類・海藻類などの植物を時間をかけてじっくりと発酵させた食物酵素の天然エキスで、 活性酸素の害を防ぐ抗酸化力や、免疫力を高めて病気を退ける効果があること確認されています。 また、植物酵素のさまざまな研究の結果、癌細胞を殺すNK細胞を活性化する、腸管からグルコースの吸収を阻害して高血糖を改善する、 血圧を不安定にするアンジオテンシンの過剰な働きを抑えるなどの効果が報告されています。 さらに、血液をサラサラにして動脈硬化の進行を抑え、心臓病や脳卒中を予防したり、 ストレス性の胃潰瘍を抑える、血栓をできにくくする、アルコールの代謝を促す、骨粗鬆症を防ぐといった効果も検証されています。


■植物酵素

3年以上の発酵・熟成期間を経て作られる

私たちが健康で長寿を願うなら、食事の栄養バランスを考えるとともに、 『酵素』の多く含まれている食品を積極的に摂ることが大切です。 酵素は、生の食品や発酵食品に多く含まれています。 とりわけ、納豆やチーズ、酢や味噌といった発酵食品は少量摂っただけでも酵素を効率よく補給できるので大変便利です。 ですから、毎日の食事メニューに発酵食品を一品でも加えれば、慢性的な酵素不足の解消に役立つといえます。

とはいえ、忙しい現代人は、頭ではわかっていても時間に追われるあまり、つい加工食品に頼ってしまいがちです。 そうした人におすすめしたいのが、野菜や果物を発酵させて作られた、『植物酵素』です。 この植物酵素は、50種類以上の果実類や根菜類、穀類、海藻類などの植物を長期間、 自然発酵させた食物酵素の天然エキスで、原料の食材は旬のものを多く選び、 果実は実だけでなく種や皮まで余すところなく使用しているため、 ビタミン類やミネラル類などの栄養成分が豊富に含まれています。 何よりも、植物酵素の優れている点は、自然発酵のみで作られ、食物酵素をふんだんに含んでいることです。 植物酵素は熱処理しないため、50種類以上の原料に含まれる食物酵素の働きを生かしながら、 自然発酵によって新たな機能物質も生み出されています。

植物酵素がどのように作られていくのかを紹介しましょう。
まず、砂糖を蒸気の力で溶かします。次にリンゴやミカンなどの果実を水で洗い、乾燥させた後に機械で丸ごとすりつぶします。 これを溶かした砂糖と共に樽に詰め、常温で半年間発酵させます。 その後、豆類や根菜類、海藻類などを旬の時期に合わせながら、2年間にわたって加えていきます。 あとは、定期的に樽の中をかき混ぜながら発酵・熟成させれば完成です。 樽に詰めてから完成するまで、最低でも3年3ヶ月以上かかり、なかには5年以上も長期発酵・熟成させる場合もあります。 植物酵素がいかに手間ひまかけて作られているかが、おわかりいただけるかと思います。


●植物酵素の健康効果

さまざまな効果が期待できる植物酵素

植物酵素には、食物酵素そのもののほか、食物酵素から作り出された健康に役立つ成分(機能性成分)が ふんだんに含まれており、多くの研究でその薬理作用、例えば、 活性酸素の害を防ぐ「抗酸化効果」や、「免疫力」を高めて病気を退ける効果などが確認されています。 活性酸素が体内で暴れ回ると細胞が破壊されて老化が早まり、薄毛やシワの原因にもなります。 そこで、ふだんから植物酵素を摂っていると、そのような老化症状が抑えられたり、手術後の経過が早まったり、 薬の副作用が軽くなったりするといった事例が数多く報告されています。 他にも、植物酵素を摂っていたおかげで、脳梗塞にかかった人が後遺症を患うことなく治ったり、 重い糖尿病の人が改善したりするケースもあります。 また免疫力アップの観点から抗癌治療の補助的な栄養としても活用されたりしています。

では、こうした優れた働きのある植物酵素には、どんな成分が含まれているのでしょうか。 残念ながら、その成分の全貌については未解明な部分も多く、今なお学術研究が進められています。 しかしながら植物酵素には、長期間の発酵・熟成による過程で作られた、さまざまな機能成分が豊富に含まれているのは 間違いないでしょう。それらの成分が健康効果を発揮しているものと推測されます。 また、たんぱく質・糖質・脂質の各栄養素を分解する消化酵素など、さまざまな酵素も豊富に含まれています。 そのため、年をとるとともに進む酵素不足を補うことによる効果ももたらされるのではないかと考えられます。 ただし、酵素は、腸から直接吸収されて体内で働く栄養素ではありません。 植物酵素を摂ることによって得られる健康効果は、酵素が作用して作り出される機能性成分の働きによるものが大きい といえます。


●植物酵素の効果実験

高血糖や高血圧を防ぐ働きも確認

植物酵素の効果について行われた実験を紹介しましょう。
その実験では、まず、植物酵素について、マウスを使っていくつかの試験を行いました。 マウスに植物酵素を与え、どのような働きが発揮されるのかを調べたのです。 その結果、

  • 癌細胞を殺すナチュラルキラー細胞を活性化する。
  • 腸管からグルコースの吸収を阻害して高血糖を改善する。
  • 血圧を不安定にするアンジオテンシンの過剰な働きを抑える。

といった働きが確認されました。これは、植物酵素が癌や糖尿病、高血圧の予防と改善に役立つことを示唆しています。

次に、植物酵素の抗酸化力についての試験が行われました。 この試験では、2週間にわたってマウスに植物酵素を与えた後、活性酸素を発生させる化学物質を体内に注入して 肝臓と肺を調べました。普通ならマウスの体内で活性酸素が暴走し(フリーラジカルという)、 コレステロールや中性脂肪が酸化を起こして血流が滞ってしまい、臓器に異常が現れます。 ところが、植物酵素の抗酸化力により、コレステロールや中性脂肪の酸化が抑えられ、 肝臓や肺が障害を起こすことはありませんでした。活性酸素の暴走は、動脈硬化を一気に進行させる原因になります。 ですから植物酵素の抗酸化力は、動脈硬化の進行を抑え、心臓病や脳卒中の予防に大いに役立つといえます。

他にも、植物酵素に関する研究は数多く行われており、血液をサラサラの状態に保つ、ストレス性の胃潰瘍を抑える、 血栓をできにくくする、アルコールの代謝を促す、骨粗鬆症を防ぐといった効果も検証されています。