クロレラ【野菜不足解消に】

クロレラは約30億年以上も前から棲息している淡水性緑藻類の一種で、繁殖速度が極めて速いのが特徴です。 クロレラにはたんぱく質、葉緑素、 ミネラルビタミンが豊富に含まれ、 宇宙食としてNASAでも研究されたことで有名です。 クロレラは酸性体質を弱アルカリ性に変える物質として注目され、酸性体質を元凶とする生活習慣病の予防に効果があります。 造血作用を活発にし、 貧血予防や コレステロール値の低下に役立つほか、 脂肪代謝を正常化させ、肥満を防止します。 クロレラに含まれるクロレラ成長因子(CGF)と呼ばれる物質は、成長を促進させ、細胞の新陳代謝を活発にする働きがあり、 老化防止や感染症の予防に効果が期待されます。 また、化学物質、重金属などの解毒作用もあります。体質によって、便秘をすることがあります。


■「クロレラ」とは?

「クロレラ」は、淡水産の藻の一種であり、タンパク質やアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類といった栄養素が豊富に含まれています。 また、抗酸化作用のある葉緑素も多いです。現在、食用クロレラとして特定の種類が培養されています。 比較的安全性が高く、さまざまな病態の予防や改善に利用されてきました。 しかし、臨床試験はまだ十分とはいえません。


●期待される効能

各種栄養素の補給。抗酸化作用。 脂質異常症高血圧の改善作用。 糖尿病の予防効果。


●作用メカニズム

クロレラは、タンパク質やアミノ酸、ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。 しかし、クロレラが主食になるわけではないので、栄養素が豊富といっても供給源は限られています。 なお、ビタミンB群も豊富ですが、 クロレラのB12はヒトでは利用されない不活性型が主です。 藻の一種であるため、葉緑素(クロロフィル)も豊富に含まれています。 葉緑素には抗酸化作用があるので、生活習慣病の予防効果も期待できます。 ただし、クロレラは、培養方法や採取法、製造過程の違いにより栄養素の含有量に差が生じます。


●科学的根拠

クロレラは栄養補給源としては優れた作用を持ちます。しかし、特定の症状や疾患に対する効果は明らかではありません。 基礎研究では、抗ウィルス作用、抗癌作用、免疫賦活作用、糖尿病予防作用が認められています。 例えば、クロレラは、免疫担当細胞の1つであるマクロファージの活性を高める作用があります。 また、クロレラの細胞壁の成分が、インターフェロンの産生を促進するという基礎データもあります。 しかし、これらの作用がヒトの体内でも認められるのかは明らかではありません。 一般に、特定の病気や症状の改善を目的として行われた臨床試験では、クロレラ単独ではなく、他のサプリメントとの併用で効果がみられたというケースが多いです。 例えば、DHA(ドコサヘキサエン酸) を取り込ませたクロレラの摂取による脂質異常症の改善、 γ-アミノ酸(GABA、ギャバ) 含有クロレラによる高血圧の改善などです。 また、線維筋痛症患者に対して2ヵ月間服用した結果、痛みなどの症状が改善したという報告があります。 なお、腫瘍に対しての効果を示唆するデータもありますが、結論は得られていません。


●摂取方法

特に決まった摂取量はありません。有効成分の持つ抗酸化作用などによって生活習慣病の予防や改善を目的とする場合、 短期間では効果が期待できないので、継続して利用します。


●注意事項

通常の食材に近い成分であり、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。 ただし、悪心や嘔吐、下痢などは報告されていません。 また、稀にアレルギー症状や過敏症、肝障害が認められます。 メーカーによる製品の差や、個人の体質による症状もあると思われます。 なお、ビタミンKが豊富に含まれているため、 抗凝固剤であるワルファリンの作用を減弱される可能性が指摘されています。 医薬品を服用中の場合には、主治医に相談しましょう。