便秘解消に『オリーブ納豆』

朝の『オリーブ納豆』で腸が活性化!便秘が大改善し、下剤が不要になった人続出!!

■オリーブオイルは66人中65人に効いた

以下の文章は某クリニック院長の施術談です。

私のクリニックには、頑固な排便障害に悩む患者さんたちが、大勢来院します。 そんな患者さんに、便秘改善の一助として勧めているのが、『オリーブオイル』の摂取です。 オリーブオイルには、紀元前から排便を促進する効果が知られていました。 イタリアでは、今でも便秘の子供にオリーブオイルを摂取させています。 オリーブオイルには腸を動かす働きがあり、排便を促すのです。 ちなみに、ヒマシ油にも便秘改善の効果が知られています。このヒマシ油と、オリーブオイルを比較した動物実験があります。 これによると、ヒマシ油の主成分であるリシノール酸と、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸を比べたところ、 短時間ではオレイン酸の方が腸に吸収されにくいと報告されています。 つまり、ヒマシ油と比べてオリーブオイルの方が、腸内に多量に残り、排便促進につながると考えられるのです。 私も以前、便秘の患者さんに、オリーブオイルの実験に協力してもらったことがあります。 66人に、朝食時、オリーブオイルの摂取を2週間続けてもらいました。 すると、最も症状の重かった患者さんを除く65人は、下剤の使用量が減りました。 中には、下剤が不要になった人や、硬い便が柔らかくなって、排泄しやすくなった人もいたのです。 従って、便秘に悩む人には、朝食時にオリーブオイルを摂取することがお勧めです。 最も摂取しやすい方法といえば、オリーブオイルをバターの代わりにパンにつけて食べることでしょう。 ただし、高齢者の中には、オリーブオイルに馴染みがないとか、朝食はパンでなく和食と決めている人もいるはずです。 そこで試してほしいのが『オリーブ納豆』です。


●お腹の張りが取れ、ガス腹が治った

オリーブ納豆の作り方は、実に簡単です。納豆1パックを用意し、付属のタレやカラシを入れ、オリーブオイルを大さじ1杯加えてよく混ぜるだけ。 納豆とオリーブを合せることで、オリーブオイルの青臭さが消え、年配の人でも、朝食のおかずとして美味しく食べられるはずです。 また、納豆特有のの臭いも和らぐので、納豆が苦手な人も食べやすいでしょう。 加えて、オリーブ納豆を食べるメリットは、便秘を改善する納豆の効果も、同時に得られることです。 納豆には、 不溶性の食物繊維が大変豊富で、100g中4.4gも含まれています。 不溶性の食物繊維は、胃や腸で水分を吸って膨らみ、便のカサを増やします。そして、腸壁を刺激して便通を促す働きがあります。 さらには、納豆には水溶性の食物繊維も、 100g中に2.3gも含まれており、便を柔らかくする作用もあります。 また、納豆の中にいる納豆菌の多くは、生きたまま腸まで届きます。 そして、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が増える助けとなります。 つまり納豆は、排便を促すとともに腸内細菌の状態をよくする働きも優れているのです。 オリーブオイルと納豆を合せることで、腸の働きが活性化し、便秘を改善します。

では、実際に、オリーブ納豆で便秘が解消した女性の例をご紹介しましょう。
46歳の女性は、長年便秘に悩まされており、毎日4錠の下剤を使用していました。 それが、オリーブ納豆を1日1回、1パック食べたところ、排便がスムーズになりました。 4日目からは下剤を用いなくても、快便になったのです。 他にも、オリーブ納豆を食べるようにしたら、便が柔らかくなって排便しやすくなった人や、お腹の張りが取れてガス腹が治った人、 下剤が不要になった人もたくさんいます。

腸は体の中で、非常に大切な器官です。腸には脳に次いで神経が多く分布し、そのため第2の脳といわれています。 現代人に多い鬱状態は、腸の不調によってもたらされることも知られています。 このようなメンタルヘルスの点からも、腸の健康は大変重要です。 皆さんもぜひ、オリーブ納豆を、毎日の食事に取り入れてください。 ただし、オリーブオイルの量は、1日15ml(大さじ1杯)までにしましょう。